国連の問題点とこれから

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こんにちは、もりくまです。

あなたは国際連合。
いわゆる「国連」にどのようなイメージをお持ちでしょうか。

世界平和を維持するために各国が集まり、協議会する場所?
世界の人々が幸せに暮らせるように支援してくれる場所?

学校教育やマスコミから受けるイメージはだいたいこんな感じ?

本当にそうでしょうか?

国連とは

国連の名称の原名(英名)は「the united nations」

この名称は日独伊の枢軸国と敵対していた26か国が
1942年1月1日にワシントンD.Cに集まり枢軸国との対決を
表明した「連合国共同宣言」で初めて使われた名であり
この当時の和訳は「the united nations」=「連合国」です。

「ユナイテッド」=「連邦・連合」
「ネーションズ」=「国・国家・国民」という意味なので
普通に訳せば連合国なのですが日本の外務省が敵対していた
軍事組織のイメージを払拭するため国際連合と編訳したと
されています。

国際と冠されると世界的に中立的な組織と見られがちですが
結成当時の思惑としては第二次世界大戦の戦勝国で
世界の優劣関係を固定させるために作られた
組織という感じは否めません。

その証拠として現在は死文とされていますが「敗戦国」である
「日・独・伊」に対する「敵国条項」は国連憲章から撤廃され
てはいませんし、これからもなくならないでしょう。

国連の問題

国連には「安全保障理事会」「国際司法裁判所」を含む
6つの主要機関が存在し戦後、最も広範に一般的な
権限と普遍性を有する組織となっています。

しかし、国際社会の平和を担う「安全保障理事会」は
常任理事国の拒否権により有効に機能しているとはいえません。

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「国際司法裁判所」に置いても強制的な施策が
できるかというとそうでもなく履行の勧告などの
措置で手一杯なのではないでしょうか。

現在でも中国の人権問題や占領などに対しても
口出しできないのが実状です。

結成当時の常任理事国の中国は中華民国
台湾のことです。

冷戦下の東西陣営の政治バランスにより1971年の国連総会
決議により中華人民共和国にとって変わりました。

今、一番の親日国と言われる台湾が追放され
問題ばかり起こしている中華人民共和国が常任理事国入り
したのは皮肉ですが国連という組織の性格が出ています。

大国の意思によって、どう転ぶかはわかりません

日本でも常任理事国入りを以前より模索して
いますが残念ながら未だに果たせていません。

国連のこれから

国連は以前、事務総長の名において、分担金の催促が
行われています。

加盟国が支払いを遅らせる、または拒否したため
現金が不足したのです。

分担金は国により割合が決まっていますが、最も
分担割合が多いアメリカが支払いを渋っているため
日本が最大の分担金支出国になっています。

実はアメリカにとっても重荷になっていて
あまり、必要とも思わないという人も増えているようです。

とはいえ、唯一の世界への権限を有する?組織を
手放すわけには行かないので大いなる改革か
新たな良い組織を期待したいところですね。

まとめ

国連の改革や新たな組織などというと
漫画や映画の中の話のようで私自身、想像もできませんが
戦後、70年も変わらず、おなじ問題に対処することも
できずにきた組織には何らかの変化を期待したいところですね。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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