熊本城っていま入場できるの?むしろ!!今だからお勧めしたい現在の熊本城見学

公開日:  最終更新日:2020/10/27

2016年4月14日と16日に発生した「熊本地震」により
熊本城は大きな被害を受け、復旧工事中ですが
二の丸広場や加藤神社、その周辺から天守閣や櫓などが見れます。

2019年10月5日から大天守外観復旧を記念して
復旧工事のない日曜、祝日のみで特別公開が始まりました。

安全が確認され、工事の邪魔にならないエリアだけに行ける感じで、
お城に少し近づけるって感じの公開でした。

2020年6月1日から地上約6メートルの高さを通る
「特別見学通路」が完成し、特別公開第二弾が始まりました。

熊本城空中回廊とも呼ばれ全長約350mですが、

6メートルという高さから見れるのは築城400年を超える歴史の中で初

高い場所から見る景色は今までとは違う熊本城であり、

今しか見れない熊本城です。

違う時代に作られた石垣の重なり「二様の石垣」の上部が目前に見れたり、

被災当初のままの場所など、地震の恐ろしさ、昔の人たちの凄さ、現代技術の凄さ
様々な場面を見れるのが今の熊本城です


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こうなってるんだ!!石垣を公開修復中の熊本城


熊本城の石垣は「武者返し」と呼ばれる
下部は緩やかで、丈夫に行くにつれ垂直になっていく積み方が有名ですが、

熊本地震で熊本城の建築技術の高さを知らしめたのが
飯田丸五階櫓を支えた「奇跡の一本石垣」
角の石垣だけで櫓を支えてました。

これには被災者の方々も力をもらい頑張ろうと思える光景でした。

今回の災害で石垣の再建に一番時間がかかると言われています。
元の姿に近づけるためにもできる限りもとにあった場所に石を戻すそうです。
まるでヒントのないジグソーパズル
落ちた際に割れた石もありますし、使えないものは昔の写真を参考に作り直すそうです。

崩れ落ちた石は熊本城の下の広場に並べられてます。
収まってた場所の特定のための作業で途方もない量の石を検証していく作業は本当に大変だと思います。

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そんな大変な作業ですが、崩れた石垣の中から今まで知られていなかった事実も発見されました。
櫓の柱や床を支える江戸時代の遺構の礎石13個や
知られていなかった石垣が石垣の中から見つかったり、
1889年(明治22年)の地震と2016年の地震と2度の大地震に耐えた
江戸時代の櫓の礎石が石垣の上面に良好な状態で残っていた。

今回の地震で石垣は壊れてしまったけど、熊本城の更なる歴史がわかってきたとも言えます。


熊本城を元気にする助けにもなる!復興イベント情報

熊本を、熊本城を 熊本地震後様々なイベント行われるようになりました。
以前から行われていたものの「復興を願う」意味でも行われております。

今回は熊本城周辺で行われるものだけ紹介します。

昨今の新型コロナウィルス感染症対策のため中止となっているものもあるため
もしもお出かけの際にはお問い合わせの上お出かけください。

熊本城を元気に!
☆ 復興城主 ☆
熊本城の復旧、復元のために1回1万円以上寄付していただいた方へ
・城主の証「城主証」の発行
・「城主手形」の発行

  熊本市の観光施設や協賛店で得点を受けることができる優待券です。
・城主になられた方のお芳名をデジタル芳名板に掲載

☆ お城まつり ☆
春と秋を中心に開催される熊本城を舞台としたイベントで
熊本城を背景にできる二の丸広場で行われます

☆ 坪井川園遊会 ☆

春と秋を中心に
豪華絢爛「くまもと花魁道中」や郷土芸能「肥後絵巻」など
桜の馬場城彩苑を会場で行われます。

☆ みずあかり ☆

10月に熊本城から続く桜町から辛島公園までの通りが
竹灯りで照らされる幻想的なイベント

祭りの準備は市民ボランティアで行われ
使用された竹は終了後、肥料や竹炭にして再利用される
環境にも配慮した祭りです。

その他にもたくさんイベントはありますが、
熊本に行かれる際に一度イベント情報を調べていてください




まとめ


熊本地震の被害はとても大きなものでした。
被災から復興に向けて動いている熊本城
様々な熊本城の表情が見れるのも今だけです。

ぜひ一度見てみる価値はあると思いますよ

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