あなたはどう読み解く? 仮説入居中に亡くなった1,494人の被災者 

公開日: 

東日本大震災の被災地である岩手・宮城・福島の3県で、

2018年度末までに、プレハブ仮設住宅入居中に亡くなった方が、

少なくとも計1,494人にのぼることが河北新報社のアンケートでわかりました。

被害が甚大な自治体を中心に、4割で全体数がわかっていないため、

実際にはもっと大勢の方が亡くなっていると考えられるそうです。

あなたはこの事実をどのように感じますか?

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仮設住宅だから亡くなった?

もともと東北リアス地域は高齢者が多かった地域だそう。

高齢者は、どうしても若者に比べて、亡くなる可能性は高くなります。

また、仮設住宅は家賃が免除されますが、

地元に家を再建するとなるとそうはいきません。

高齢者と子どもがいる世帯だと、新しく家を買い、

仮設住宅から出て行く必要に迫られる割合が高いのは、

子どもがいる世帯でしょう。

それに加え、高齢者はその土地に住まわれていた年数も長いため、

地元を離れてアパート暮らしをするよりも、

仮設住宅に残ることを選ばれたのかもしれません。

色々な要素が考えられるため、一概に仮設住宅がいけないと

断定することは出来なさそうです。

プレハブ仮設住宅での暮らしって?


プレハブ仮設住宅は壁が薄いため、外気温と室温がほぼ同じになります。

そのため、夜になると冷える上、夏は暑く冬は寒いです。

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どのくらい壁が薄いのかというと、隣の家の携帯電話の着信音が分かるほど!

しかも、雨風の音も筒抜けで、除湿性がないため、

パンはすぐにカビてしまいますし、

そこかしこから虫が侵入してきます…。

決して、居住性がいいとは言えません。

しかし、居住性が悪いとはいえ、居住者が亡くなった原因と

仮設住宅住まいがどう関係するのかを解き明かさないと

「仮設住宅がよくないのか」「どうすれば改善できるのか」

がわかりません。

ただただ亡くなった方の数を嘆くのではなく、

それなら「どうしたらいいのか?何を探らなければいけないのか?」を

しっかりと考えることが大切なのではないでしょうか。

アンケート結果からは、亡くなられた方の年齢や原因はわからないため、

特定は出来ませんが、

仮設住宅での暮らしがどう影響したのかを測ることが

改善のためには必要不可欠です。

まとめ

仮設住宅で亡くなった方の中には、

自らそこで最期を迎えることを決めた方もいらっしゃるかもしれませんし、

そうでない方もいらっしゃるかもしれません。

どちらにも関わらず言えるのは、

「好きこのんで選んだ選択ではない」ということだと思います。

もし再建にお金がかからないのであれば、

もし放射線の影響がなければ、

『帰りたい』と思うのではないでしょうか。

仮設住宅での暮らしが亡くなった方に影響がなかったとしても、

少しでも被災前の状態に近づけるような支援が行われるために

復興税は使われるべきです。

政府には、ぜひとも数字だけを見るのではなく、

その背景にある国民の気持ちを捉えてほしいものですね。

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