意外と知らないひな祭りの由来!これだけ押さえれば大丈夫!簡単解説
女の子であればひな祭りは特別な行事ですよね。
初節句であれば尚更、しっかりお祝いしてあげたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
簡単にですがひな祭りの由来をご紹介したいと思います。
ひな祭りの由来は諸説ありますが、娘にかかる病や災いなどをひな人形に移して避けるという行事がひな祭りの元になっています。
昔は紙などで作られた簡単な人形で、1年の災いを受け止めた後川や海に流されたそうです。(ひな流し)
ひな人形は神や霊が降臨するものとされています。
.
ひな祭りの人形の名前全部言える?役割や正しい置く位置もご紹介!
ひな祭りといえば「うれしいひなまつり」という童謡にもあるようにたくさんの名前がついた人形が登場します。
置く位置は地域や持っている、または購入するひな人形の数によっても違いますが、代表的な飾り方をご紹介します。
【男雛】
天皇を模したものとされています。
1段目の左側に置きます。
【女雛】
皇后を模したものとされています。
1段目の右側に置きます。
内裏雛は男雛と女雛の2人で一対を指します。
【三人官女】
宮中に使える女官を表します。
2段目に置きます。
道具は左から銚子(ちょうし)、三方(さんぽう)、長柄銚子(ながえのちょうし)の順に並べます。
【五人囃子】
能のお囃子を奏でる5人の楽人を表します。
3段目に置きます。
楽器は左から太鼓(たいこ)、太鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛(ふえ)、謡(うたい)の順に並べます。左から楽器が大きい順に並びます。
【随身】
右大臣と左大臣を指します。
4段目に置きます。
向かって左が右大臣で若者、右が左大臣で年配者です。
【仕丁】
従者と護衛などを表します。
通常は3人1組の人形を5段目に配置します。
こちらはひな人形を作っているメーカーさんや地域によって、清掃役や炊事役など様々ですのでお持ちのひな人形のカタログなどで確認いただくのがいいかと思います。
ひな祭りのお祝いにぴったりの料理!定番からアレンジレシピまでご紹介!
ひな祭りといえば!という定番の料理もいいですが、例えばちらし寿司やケーキなどは初節句で主役の子供が食べられなくて残念…という方も多いかと思います。
家族でお祝いをする際に、一緒に食べられるように子供用にアレンジしてはいかがでしょうか?
【ケーキをパンケーキに】
まだ生クリームや卵は心配…という方は卵不使用のパンケーキとヨーグルトで代用し、最後にお子様の好きな果物で飾り付けすれば子供用のケーキが作れます。
100円ショップなどで可愛いフィルムが売っているので、お皿とケーキの間にお好きな柄のフィルムを挟めばそれだけで鮮やかになります。
【ちらし寿司を混ぜご飯で】
大人用のちらし寿司には乳幼児には食べられない海鮮や、お子様によっては苦手な酢飯が使われているので一緒に食べるのは難しいかと思います。
子供用ちらし寿司はご飯にふりかけを混ぜて3色作り、ボーダー上に並べ、上にはハートなどに切った海苔で飾り付けると可愛いです。
ふりかけ以外でも青のり、ほぐした鮭などでもカラフルにできます。
恵方巻のように海苔でくるっと巻いてから切るのもおすすめです。
お子様の年齢によって食べられるものや形状が違うので、ご親戚で集まられる際は事前に食べたことがあるものやアレルギーなどを共有しておいたほうがいいかもしれません。
まとめ
ひな祭りはおいしいご飯を食べて綺麗なお人形を飾って、女の子にとって自分が特別になる日でした。
大人になりひな人形が自分の厄を代わりに受けてくれていることを知ったとき、自分は愛されていたのだなあと実感したのを覚えています。
お読みいただきありがとうございます。
大切なお子様のためのお祝いのお手伝いになれば嬉しいです。
Your Message