意外と知らない菊の常識!花言葉・お葬式に使われる理由は?

公開日:  最終更新日:2020/10/25


お葬式に参列して祭壇を見ると白い菊をベースに絵画のようにきれいに飾られています。
最近ではユリなどの花も交じり華やかさを増しています。

なぜ葬儀の時は菊が多く使われているのでしょう?
当たり前のように思ってましたが、考えてみるとなかなか難しいですね。
仏壇やお墓にも菊を供えることが多いですよね?
なにか深い訳があるのかもしれません

まず、花言葉から考えてみることにします。
・真の愛  ・清浄  ・高潔  ・高貴 など
清らかな印象を受ける花言葉が多いです。

菊の色で花言葉も変わるようです。
赤い菊・・・愛情

黄・・・・・高潔

白・・・・・誠実


う~ん 花言葉だけが葬儀に使われるわけではないようですね。
違う切り口から見てみると使われるわけがわかるかもしれませんね

スポンサードリンク
.

言われてみればどうして?花の中で菊がお葬式に使われる理由

最近は菊だけでなくランやユリなどを菊の中にいれてとてもきれいに祭壇を作ってあります

ほんとあの世ってこんなにきれいなのかも?と思ってしまうほどです

それに菊の香りを嗅ぐとお葬式や仏壇をイメージするのは私だけじゃないですよね?


菊の香りには神経を落ち着かせる効果もあるようで、
心を落ち着けて故人を送るには良いのかもしれませんね。

でも菊を葬式に使う最大の理由は

祭壇を飾るには大量の花が必要となりますよね?
「菊は栽培がしやすいので大量に調達しやすい」

スポンサードリンク

しかも日持ちもするのでお通夜~葬儀と
2日~3日間は持つことが条件なので

「手に入りやすく、日持ちもする」という点から菊が選ばれたと考えられてます。

最近の葬式に様々な花が使われるようになったのは
花の栽培方法、日持ちさせる技術が向上し、流通が早くなったので
葬式で多く使われるようになったと考えられます。


技術の進化は今後の葬式の形も変えてしまうのかもしれませんね

和菓子のモチーフにも!菊の旬の季節はいつ?

菊って年中あるような気がしませんか?
電照菊や品種改良なので一年中栽培できるようになってますが、

昔からあるやつですのでもちろん「旬」はあります。

和菓子の中には季節を象徴するものがあります

多くの和菓子のモチーフに菊が使われていますよね
菊をモチーフとした和菓子が多く出るのは夏の終わり~晩秋

お盆に仏壇に供える落雁(らくがん)も菊をモチーフにしたものがありますね

菊は「秋」を象徴する季語として用いられることから
品種にもよりますが夏~秋が旬といって間違いないと思います。

ちなみに「菊の節句」ってご存じですか?
9月9日が「重陽(チョウヨウ)の節句」と言われ長寿を祈る節目の日だそうです。
不老長寿につながるとしてこの時期に多くの菊をモチーフとした

和菓子が発売されるのかもしれませんね

まとめ

菊は和菓子であったり、葬式であったり、
日本人にとって神聖なものなのかもしれません。
菊花紋章として皇室の紋章としても使用されています。

このように考えてみると菊は日本人にとってとても大切な花といえますね
この機会に黄色い菊を持ち、お墓や仏壇に供えて手を合わせてみてはいかがでしょう?

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PAGE TOP ↑