意外とかかる!?小学校入学準備にかかる費用ってどのくらい?

公開日:  最終更新日:2020/05/10

進学を前にするお子さんがいらっしゃる皆さんこんにちは。近年では晩婚化や少子化が進んでおりますが、その背景には女性の社会進出や不景気のために子供に要する多額な費用が現実的に厳しいなどがあげられますよね。しかし、現代を生きる子供たちが日本の未来を支えてくれる糧となることは間違いありません。しっかりとした環境を整えて子供たちには満足する教育を受けて欲しいところです。

そこで、

・今の進学にかかる費用って具体的にいくらあればいいの?

・義務教育なのだからむしろ貯金できる時期じゃないの?

・最後の学生、大学入学時にかかる費用は?

など、進学に伴う費用をご紹介致します。

小学入学準備にかかる費用はどのくらい?

 小学生に必要なものは教科書以外とまずはお考え下さい。義務教育なので当然ですが、学校に通う際に必要なランドセルや上履きシューズ、お道具箱やリコーダーなどに費用が重なります。代表的にコストがかかるのは、ランドセルと衣服類です。ランドセルで4~6万円(高額なものでは10万円以上)ほど、体操服や帽子、上履きなどの装飾品は合計で約1万5千~2万円(地区によりますが)になります。この時点ですでに約5万5千円以上は確定です。

また、その他に筆記用具やお道具箱、簡易的な楽器などの学用品を踏まえるとプラス1万円~2万円は必要となってくるでしょう。最安の合計値でも6万5千円以上はかかりますね…小学入学と言えど、安いものではありません。また、一年間通してみると、不定期な遠足や実習材料費、定期的な給食費や学校納付金など様々なことでお金を要します。子供の学年が上がるにつれて体のサイズの変化や学用品の老朽化も踏まえると、

余裕をもって最初は10万円以上

子供のために費やすことを考えておかれた方がいいかと思います。

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中学入学準備にかかる費用はどのくらい?

中学入学では、小学入学と同じ義務教育にもかかわらず、

費用面では全くの別物です。

具体的に何が違うのかと言うと、子供が成長したために制服は大人サイズくらいのものになりますし、教育面でもより高度で本格的なものとなります。教科書はさておき、実技などの実習系の学用品や部活動に要するお金がプラスされます。学校から指定された必需品も多くなるでしょう。

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指定された制服でしたら上下セット、シャツなどを数枚購入しても(夏用・冬用両方)平均的に5万円以上はかかる見込みです。

制服だけで5万円って…と思われる方も多いとは思いますが、ここからさらに体操服やシューズ代、学用品を足すと合計で10万円以上はかかります。

小学入学時は余裕をもって10万円以上から中学入学時では少なくとも10万円以上に跳ね上がりましたね。

それ以外にも遠足や学校納付金なども含めると小学生とは全く異なります。また、部活動や高校受験に備えた塾などに所属するとなると親は金額面でぞっとしますよね。

大学入学準備にかかる費用ってどのくらい?

高校生時にかかる費用は義務教育ではないので省きましたが、年齢が上がるにつれてお金がかかることには間違いありません。私学と公立によって全く違う額面になりますが、かかる費用としての題目は同じものです(制服や教科書、授業料など)。

それでは、一番お金を要する大学についてお話します。

厳密にいえば、大学を入学するまでの高校3年生の時に大学の受験料も費用の一つです。平均的に一回の受験で私学では約3万円ほどです。お子さんがすんなり第一志望校に合格すればいいのですが現実はわかりません。ちなみに筆者の場合は4回ほど受験しまして、約12万円ほどでした。この時点で驚きですよね。日本の大学は高すぎます…

また、無事に合格したとしても、

入学金 約30万円(学校によりますが)

授業料 約50万円(半期分)

がすぐに必要となるでしょう。そして、義務教育とは違って学校側が何か負担してくれるというわけではありませんので、教科書代(ピンからキリですが一冊約3千以上)、通学費を要します。お子さんが下宿生となるのであれば、そこから一人暮らしで月に10万円ほどは必要となりますね。ですので合計すると100万円ほどは入学前から必要ということを念頭に置いておきましょう。

まとめ

日本では子供ひとりを大学生まで育てるのに約3000万円~4000万円ほどかかると言われています。子供が大きくなるにつれて教育に費やすお金は増していきます。長い目でみると小学生にかかるお金は安くはないですが可愛いものですね。

また、小学生や中学生の段階ではご近所さん同士で同じ学校ということも多いので、制服やランドセルのおさがりや共有などをして節約できるかと思います。中学生まででも高いお金が必要となることに変わりはないですが、貯金するチャンスは義務教育までです。 大学生になるまでに子供のために地道に貯金していきましょう

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