経験者が語る…保護野良猫を飼うときの注意とうまく暮らすポイント
保護した野良猫を飼う場合は、
どんなことに注意すればいいんでしょうか?
やっぱり野良猫だとしつけとかも大変そうですよね…。
でも、野良猫と暮らす注意点さえ守るようにしていけば、
野良だった子でもちゃんとうまく暮らせるようになるんですよ。
そこで今回は、野良猫だった猫ちゃんを飼う場合の注意点をご紹介。
ぜひ保護野良猫を飼う際に読んでおいてくださいね。
.
野良猫を飼うとき気を付けたい…しつけは時間がかかるし怒らない
では早速、野良猫を飼う時に気を付けるポイントや注意点、
そしてしつけの方法などを紹介していきます。
・まずは獣医さんへ連れて行く
野良猫を保護して飼うのでしたら、
まずは獣医さんへ連れて行き、健康状態を診てもらったり、
ノミの駆除をしてもらうようにしてもらいましょう。
また予防接種などが必要になる場合もあります。
ちなみに既に保護されていて、
保護猫団体から猫ちゃんを譲渡してもらう場合は、
獣医さんのところへは連れて行かなくて大丈夫ですよ。
・家に連れて帰ったら無理に構おうとはしない
猫ちゃんを家に連れて帰ってきたら、
猫ちゃんはそっとしておくようにして、
無理に構おうとしないようにしましょう。
特に野良だった子は人慣れしていない場合もあるので、
無理に構おうとすると余計に嫌がってしまいます。
そのため、絶対に向こうから近づいてくるまでは、
こちらから接近するようなことは避けてくださいね。
ご飯と飲み水、そしてトイレを置いておいたら、
あとは猫ちゃんの自由にさせてあげましょう。
ちなみに我が家の猫も保護猫なんですが、
やっぱり家に来た当初は、収納スペースの奥に入ってしまい、
全然出てこなかったし、少しでも近づくと、
シャーッと威嚇されてしまいました。
でも慣れてくると自分の方から寄ってきて、
今ではすっかり甘えん坊さんになったんですよ!
野良だった猫はなるたけ構わないようにして、
ぜひ猫ちゃんの方から近づいてくるのを根気よく待ちましょう。
・トイレのしつけは根気よく行う
野良だった猫ちゃんはなかなかトイレのしつけが上手くいかない、
という場合も十分にありえます。
でも、なるべく猫ちゃんの近くにトイレを置いてあげて、
落ち着きなく部屋の中を歩き始めたら、
トイレに連れて行くなどしていきましょう。
また、保護猫団体から譲渡された子の場合は、
団体の施設にいた頃に使っていたトイレの砂をもらって、
それを新しいトイレの砂に混ぜてあげましょう。
そうすればすぐにトイレを覚えるようになりますよ。
・猫のしつけは怒ったりしてはいけない!
猫は基本的に犬のように、
人間の言うことを聞かせることが出来ない動物です。
そのため、猫がイタズラしても怒ったり叩いたりしてはいけませんよ。
猫がイタズラしそうなものはしまっておくようにして、
猫が入ってはいけない場所には柵を設置するなどしましょう。
我が家でもキッチンには柵を設置して、
猫が入ってこないようにしていますよ。
また、壁や柱などに爪とぎをされたくない場合は、
爪とぎを用意したり、猫用の忌避剤を使うなどしましょう。
・猫は必ず完全室内飼育をすること
たとえ野良だった子であったとしても、
猫ちゃんは完全に室内飼育してくださいね。
外に猫ちゃんを出してしまうと、
ケガしたりや病気をもらってきたり、
よそのお宅の庭でトイレをしてしまったり、
動物に虐待を加える犯罪者のターゲットになってしまいます。
そのため、くれぐれも猫ちゃんは外に出さないようにしましょう。
キャットタワーを買ってあげたり、
慣れてきたらおもちゃで遊んであげるようにすれば、
猫は外に出られなくてもストレスが溜まらないので安心してくださいね。
・責任を持って最期まで飼育すること
保護野良猫に限ったことではありませんが、
猫やペットを飼う場合は、必ず最期まで面倒を見て、
万が一飼えなくなるのでしたら、里親さんを探すなどしましょう。
やっぱり命を飼育するということはそういうことなので、
絶対に責任を持って猫ちゃんの面倒をみてくださいね!
野良猫の寿命の平均について…通常の飼い猫と比べて短いのが一般的
意外と知られていませんが、野良猫の平均寿命はなんと3年なんです!
一般的に飼い猫の場合は平均寿命が15年~20年といわれているので、
やっぱり野良猫って寿命がすごく短いんですね。
そのため、特に飼い猫だった猫が野良になってしまった場合は、
長く生きられないともいいます。
つまり、あなたが野良猫だった子を家族として迎え入れることで、
その子を寿命を延ばすことになるので、
ぜひ猫ちゃんを愛して、快適に暮らせる環境を作ってあげてくださいね。
そうすれば最初は距離感があった猫ちゃんでも、
あなたの愛情を感じ取って、きっと懐いてきてくれるようになりますよ!
まとめ
野良猫を飼う場合はまずは獣医さんへ連れていくこと。
また、ついつい構いたくなってしまいますが、
絶対に猫ちゃんから近づいてくるまでは、
そっとしておくようにしてくださいね。
そしてトイレトレーニングなどは根気よく続けていき、
イタズラしても絶対に怒ったり叩いたりしないこと。
何より、最期まできちんと面倒を見て、ぜひ家族として、
迎え入れた猫ちゃんを大切にしてあげるようにしましょう。
Your Message