育児放棄、虐待…注力すべきは『孤立』を防ぐこと

公開日: 

0にはならない虐待のニュース。

なんの罪もない子どもが被害者となった報道を聞くと、

心を痛めずにはいられません。

児童虐待で論点となるのが、児童相談所の対応です。

子どもに関する幅広い相談、支援を請け負っている児童相談所。

そのあり方を問うのも必要なことでしょうが、

どうもそれが中心になりすぎている気がしてなりません。

起こってしまうと誰も幸せにならない虐待。

少しでも被害者となる子どもを減らすためには、

どうすればよいのでしょうか。

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虐待が生じる理由

子も親も一人の人間で、それぞれの個性や特性を持っています。

だからこそ、子どもと接することで

初めて感じる嬉しさや楽しさもある一方で、

人と人だからこそどうしようも出来ずに生じる

怒り、悲しみ、苦しさもあって当然です。

だからこそ、子育ての方法や家庭のあり方は千差万別で、

正解などないはずですが、「こうなりたい!」と理想に描く家庭像や母親像は

どうしても偏りがちな気がします。

SNSなどの発達で、情報発信が活発となり「多様性の時代」などと言いますが、

子育てに関わらず、やはり目がいくのは羨ましくなるような内容や

叶えたい理想をすでに作り上げている人ではないでしょうか。

理想や目標は持つことで、そこにたどり着くまでの道を明確にできますし、

モチベーションも上がります。

しかし、「こうあるべき」「こうあらねばいけない」と理想に縛られてしまうと、

途端にそれは自分を苦しめるものへと変わってしまいます。

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なぜ「自分で自分を追い詰めてしまうのか」

「理想像」に縛られてしまって、焦りや困惑で自分を責めたり、

ストレスを感じ、子どもに辛くあたってしまうほど
視界が狭くなってしまうのは、「孤立」に原因があると言えます。

親が子に当たってしまっていたり、自分を責めてしまっている場合、

「罪悪感」や「劣等感」が生まれます。

こういったネガティブな感情は、そもそも人に話しづらく、

一人で抱え込みがちです。

さらには、勇気を出して、市役所や施設などの窓口や電話で相談をしても、

子育て経験者ではないがために共感もされず、

モヤモヤが残ったままになったという方や、

自分の子育てについて細かく聞かれたため、

余計にダメな親なのだと落ち込んでしまった方など

相談サービスを受けるたことで

より支援から遠ざかってしまっているケースもたくさんあります。

もちろん相談員にもよるので、

窓口や電話での相談が意味がないわけではありません。

しかし、親はただでさえ手探りでどうしたらいいか不安な毎日と

闘い続けています。

そのことを考えると、アドバイスより否定せず

話を聞いてもらえるだけの方が安心につながり、

孤立からは遠ざかっていくのではないでしょうか。

まとめ

孤立してしまった親は、どんな受け皿が用意されていたとしても、

精神的に疲弊しているため、能動的に行動を起こすには至らないでしょう。

また、その受け皿の存在すら知らないということも考えられます。

だからこそ、組織の方から働きかけられるような仕組みがあると

よいのではないでしょうか。

もちろん、働きかけてすぐに状況が改善するわけではないでしょうが、

自分だけの思考で物事を捉えてしまうと選択肢が狭まっていきます。

同じような境遇の人と話したり、色々な子育てのあり方を知ることで

見えてくるものがきっとあるはずです。

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