フェイクミートのメリット・デメリット

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皆さんはフェイクミートってご存知でしょうか?

主に大豆を原料としてお肉そっくりに加工したものです。

私が数年前に食べたときはとにかく不味かった

印象があります。

大豆特有の匂いをごまかすための濃い味付けで、

食感もお肉からは程遠い、ぼそぼそとしたものでした。

しかし、最近のフェイクミートは

かなり本物のお肉に近づいてきて、と

ても食べやすくなってきているようです。

今回は、そんなフェイクミートのメリットとデメリットについてご紹介します。

フェイクミートのメリット

フェイクミートのメリットはたくさんあります。

まず、普通のお肉に比べてカロリーが低いところ。

フェイクミートの原料である大豆には、

お肉と同じくらいのタンパク質がバランスよく

含まれています。

だけどお肉よりも低カロリー。

ダイエット中にお肉を我慢するのは、

身体的にも精神的にもストレスが溜まるものです。

そんな時にフェイクミートを取り入れれば、

罪悪感なくお肉を食生活に取り入れることが

できるので、ストレスなくダイエットを続けることができます。

また、フェイクミートの主原料である大豆には、

「大豆レシチン」や、「大豆サポニン」、「オリゴ糖」、

「大豆イソフラボン」など、健康を支える機能性成分が

たくさん含まれています。

お肉として食に取り入れることで、手軽に大豆の栄養を摂ることができますね。

そして、フェイクミートは大豆からできていますので、

お肉にアレルギーがある人や、ヴィーガンなどお肉を

食べたくない人でも食べることができます。

私の小学生時代の知り合いに、お肉にアレルギーを

持っている子がいました。

その子はいつも給食でお肉抜き。修学旅行に行った時も、

みんなとは違うメニューで少し悲しそうにしていた思い出があります。

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そんな人でも、フェイクミートなら大丈夫。中身は本物のお肉じゃなくても、見た目がそっくりなのでみんなと同じものを食べている気持ちになれて、気兼ねなく食事を楽しむことができますね。

加えて、フェイクミートを利用すれば、

牛や豚などの動物を屠殺せずに済みます。

地球の人口は増える一方で、地球の人類すべてに

お肉を分け与えようとなると、とてもたくさんの動物を飼育し、

殺さなくてはなりません。それにはコストも大量にかかります。

フェイクミートならば大豆が原料ですので動物を

殺さずに済みますし、近年普及が進んでいる植物工場の

技術を使えば、ビルの屋上でも大豆を作ることができます。

フェイクミートのデメリット

フェイクミートのメリットをいくつかご紹介

しましたが、フェイクミートにもデメリットはあります。

まず、値段が高いこと。フェイクミートは

通常のお肉と比べて値段が1.5倍以上するものが

多くあり、日常的に食事に取り入れるには少しハードルが高いです。

また、健康にいいからと言ってフェイクミートに

豆乳、豆腐、納豆、味噌、などの大豆製品づくしに

してしまうと、逆に健康を害する危険があるので注意が必要です。

何事も適量に抑えることが大事。それはフェイクミートも同じです。

そして、お肉にもお肉にしか含まれていない栄養素があります。

お肉を完全にフェイクミートに置き換えてしまうと

栄養のバランスが崩れてしまう可能性があります。

まとめ

フェイクミートのメリットとデメリットをご紹介しましたが、

いかがでしたでしょうか。

フェイクミート事業は拡大を続けており、

これからまたさらに技術も進歩していくと思います。

フェイクミートは地球の食料問題を解決するカギとなり得る

素晴らしい食品ですが、摂りすぎは禁物です。

みなさんも、上手く食生活に取り入れてみてくださいね。

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