もみじって一種類だと思ってない?種類があるんです。庭木として迎え入れたいもみじの説明書
季節の移り変わりとともに、
様々な色づきを見せてくれる、もみじ。
もみじは様々な場所で見かけるので、
とっても身近な存在ですよね。
そんなもみじは、
実はかなりたくさんの種類があるってご存知でしたか?
この記事では、
もみじの種類の特徴や育て方のポイントをまとめています。
育て方が変わってくる!?もみじの種類の違い
一般的にもみじと言われるものは、
ムクロジ科カエデ属のこと。
もみじの種類は約160種類以上あり、
日本で自生しているだけでも約30種類もあると言われています。
その中で代表的なもみじは、3種類あります。
この3種類のもみじは、
生息地域や葉の違いがあるので詳しく見てみましょう。
1つ目は、イロハモミジです。
日本の太平洋側の地域に生息しているもみじです。
葉の大きさは6㎝ほど。
もみじの中でも小さい部類に入ります。
2つ目は、ヤマモミジです。
日本海側に多く生息しているもみじです。
葉の大きさは7㎝ほどと
イロハモミジよりも少し大きくなります。
3つ目は、オオモミジです。
オオモミジは、イロハモミジの変種です。
生息している地域は太平洋側のあたたかい場所が多いです。
葉の大きさは10㎝ほどとなり、
3つの中では1番大きいモミジとなります。
以上のように、
モミジは種類によって
生息地域や葉の大きさなどに違いがあるんですよ。
そのため、
もみじを家で育てるときは
住んでいる地域に合わせた種類のもみじを選ぶと
家でも育てやすくなりますよ。
また、
育てるときには適度に日があたる日陰がおすすめです。
もみじは、
直射日光が当たりすぎてしまうと
葉が焼けてしまうことがあるので注意してくださいね。
こんなものが人気なんです。もみじの種類別人気ランキング
もみじの種類は、160種類以上あります。
中でも人気なものを1~3位のランキングで紹介します。
第3位は、
オオモミジ系の野村もみじ(のむらもみじ)。
新芽が鮮やかな赤色になる品種です。
葉の形は一般的に見るもみじの形です。
夏になると葉が緑色に変化し、
秋になると再び赤色に色づきます。
鮮やかな色づきが人気の理由の一つにもなっています。
第2位は、
ヤマモミジ系の青枝垂れもみじ(あおしだれもみじ)
枝が垂れ下がったもみじの種類です。
かなり細い葉が特徴で、切れ込みも深い葉の形をしています。
名前の通り、
新芽の時期に綺麗に緑色に色づく品種です。
秋になるとオレンジ色や黄色に葉の色が変化するのも特徴です。
第1位は、
イロハモミジ系の出猩々(でしょうじょう)
出猩々は、葉に深い切れ込みが入った形をしています。
春に赤く色づくのが特徴ですが、夏になると緑色に変わります。
さらに秋になるとふたたび赤色に色づくという
季節の変化が感じられる種類です。
まとめ
身近でよく見かけるもみじは、
実は種類が豊富なんですよ。
特に代表的なもみじは、3種類あります。
種類によってそれぞれ葉の形や色づきが異なるのはもちろん、
生息している地域も違いがあるんです。
もみじは、
葉の色づきの変化で季節の移り変わりを感じられるもの。
近所で見かけるもみじがどんな種類なのか、
よく観察してみると新たな発見があるかもしれませんね。
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