今すぐやっておきたい地震対策
ここのところ日本各地で起こっている地震。
ニュースでも、来たる大地震についての情報が、
定期的に取り上げられていますね。
日本という地にいる以上、いつ被災してもおかしくない私たちが、
行うべき備えについてご紹介します。
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一番大切なのはもちろん命を守ること!
震災時は、家具などに押しつぶされないように、
転倒対策を行ったり、家具の配置を工夫したりすることが大切です。
私自身も震災を経験しているのですが、
その当時、我が家の棚には、父の趣味である文庫本がぎっしり。
さらには、棚の上と天井の間にまで積み重ねられ、
なぜかゴミ箱も棚の上に…。
ご想像の通り、地震とともに父のコレクションたちは
崩れ落ち、極め付けにゴミ箱が父の頭に命中!
軽いゴミ箱だったので、大事には至りませんでしたが、
棚ごと倒れてきていたらと思うと、今でもゾッとします。
友人宅では、食器が粉々に割れてしまったため、
大変だったとのこと。
扉があるタイプの棚に入れ、ストッパーを活用するのは
もちろんのこと、棚の上の方に収納するのではなく、
下の方に収納したほうが被害が抑えられます。
他にも、重い家具ではなく、軽くて低い家具を選ぶ
というのも一つの手ですね。
今夜から出来る就寝時の地震対策
安全な場所へ避難するために
命を守った後にすべきことは、避難です。
そこで用意しておきたいのが「すぐ履ける靴」
避難する際に通る場所には、割れた食器やガラス、
こぼれた熱湯などが散乱しているかもしれません。
そのため、足を保護し素早く避難を開始できる
「すぐ履ける靴」が必要なのです。
就寝前にも、寝床のそばに靴を準備しておくことをオススメします。
揺れで飛び起き、逃げ出そうにも「危険で身動きが取れない!」
…なんてことになっては困るからです。
「スリッパなら寝床の近くにあるけど」と思われた方、
「靴」を準備してください。
なぜなら、急いで避難する際に
スリッパだと脱げやすく、思うように動けません。
また、地震に伴う火災も発生していた場合、
現場のそばの道路は数百度に達しているので、
底の薄いスリッパでは火傷をしてしまいます。
続いて、夜間の避難の際に必須なのが懐中電灯です。
災害時の停電を見越し、手回し充電式を選ばれるかもしれませんが、
個人的にはあまりオススメできません。
体力を使う割に短時間分の充電しか出来ないと感じているためです。
もし避難生活が長引いた場合、嫌でも体力と精神力が削り取られていきます。
少しでも消耗は避けるべきです。
そして、何よりも大切なのが、懐中電灯の置き場所です。
ただ、置いているだけだと、揺れの激しさによっては、
どこにあるかわからなくなるからです。
そのため、すぐ手に取れるような場所にしっかりくくりつけておくなど、
場所を把握し、探し出せる工夫をしておくことがポイントです。
生き延びるために
無事避難ができたときに必要なのが「情報収集の手段」です。
スマートフォンは多くの人にとって
生活に欠かせないツールだと思いますが、
それは災害時でも一緒です。
スマートフォンがあれば、情報収集はもちろん、
家族や友人への連絡も可能です。
しかし、スマートフォンも充電が切れればただの箱。
充電済みのモバイルバッテリーやソーラー式の充電器があると安心ですね。
また、避難中でも体力を保つためには「エネルギー補給」が不可欠です。
水は割と早く支給されるそうですが、
食料はなかなか支給されないこともあるそう。
そんなとき、「あめ玉」や「ウエハース」などがあると、
空腹をしのぐのに役立つのだとか。
ただでさえ、精神的に打撃を受けているのですから、
体力面だけでも保つことで心持ちが違うはずです。
まとめ
備えあれば憂いなし
「地震が来るかもしれない」と日頃から思っていても、
いざ直面すると、驚きや恐怖で一瞬頭が真っ白になってしまいます。
さらには、地震があった後は、誰もが極限状態の中での生活となります。
そんなとき、大切なのが被害を防ぐための対策はもちろん、
避難の際に必要なものを揃えたり、被災時の備えを行っておくことです。
普段やっていないことは急には出来ません。
常備するものは、普段の生活の中に取り入れておくことで、
震災時の対応が変わって来るのではないでしょうか。
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