桃の節句にちらし寿司が出てくる理由とは?意味を知ればもっとひな祭りを楽しめる!

公開日:  最終更新日:2021/01/29

桃の節句と言えば何が思い浮かびますか?

実家では母がちらし寿司とケーキを用意してくれるのが定番でした。

その時はちらし寿司を食べる意味など考えずに食べていたのですが、なぜ桃の節句にちらし寿司を食べるのでしょうか?

ちらし寿司は縁起の良い食べ物がたくさん入っており、女の子の健やかな成長を祈るために食べられています。

一例としまして

【海老】長生きできますように

(エビの背中が丸まっていることから、背骨が曲がるまで生きられるように)

【豆】仕事が上手くいきますように

(マメに働き上手くいくように)

【れんこん】先を見通すことができますように

(穴が空いていて向こうが見えることから)

【錦糸卵】財宝がたまるように

などの願いを込めて食べられるようになりました。

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桃の節句のお菓子「菱餅」に込められた意味は?どうやって作られてるの?

先ほどは桃の節句のご飯と言えば?でしたが、今度は桃の節句のお菓子の代表「菱餅」についてお話ししたいと思います。

3色で作られている菱餅ですが、各色に意味があります。

【ピンク】魔除け

【白】清純

【緑】健やかな成長

の意味があり、無病息災や健康成就を願って食べられます。

菱餅の3色はピンクが「えび餅」、白が「白餅」、緑が「よもぎ餅」で作られています。

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えび餅はお餅に桜えびを混ぜることでピンクになりますが、食紅を使っているものもあります。

3色のお餅ができたらひし形の型に入れ、固まるのを待ち、ある程度固まったら型からはずせば完成です。

桃の節句の伝統的な料理・献立を自宅で再現してみよう!

大事な桃の節句に伝統的な料理でお祝いしたい!という方も多いと思います。

簡単にですがご参考までに献立をご紹介します。

【主菜】ちらし寿司

上でお話しした通り、縁起の良い食べ物がたくさん入っています。

【副菜】さざえ、かれい、鯛を使ったもの

さざえ:願い事をかなえる

かれい(子持ち):子宝、子孫繁栄

鯛:めでたい。色が赤いので邪気を払う。お腹は白いため紅白で縁起がいい

等の理由があり、昔から大事な日に食べられています。

焼き魚や煮魚もいいですが、身をほぐしてジャガイモなどと一緒にグラタン風にしても子供には人気です。

【汁物】はまぐりのお吸い物

はまぐりは2枚の貝殻がぴったり重なることから夫婦仲の象徴とされています。

女の子が良い結婚相手に恵まれるようにと願いを込めて食べられます。

【お菓子】ひなあられ、桜餅

ひなあられも菱餅と同様に3色あり、それぞれの色に願いが込められています。

まとめ

桃の節句にかかせない、ちらし寿司や菱餅についてお話させていただきました。 女の子の健やかな成長を祈って皆さんでお祝いする参考になれば嬉しいです。

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