近年の日本では外国人観光客が益々増えてきていますよね。海外では日本のように四季がきちんとあるわけではありませんので、季節ごとに感じられる景色や風情というものが彼らからすると物珍しいわけです。その中でも紅葉は意外と海外で見られるものではありません。桜の満開時と同じくらい高貴で美しいものだとも認識されるほどなのです。

実は紅葉がこれほどまでに人気でちょっと珍しいものだって知っていましたか？

自国ではあまり見られない紅葉を日本の和を感じながら観賞する。観光客さんたちにとってはかなり貴重な体験となるでしょう。

　ちなみに、紅葉を英語で言うと、“Autumn leaves”と言います。色の変化を言うのであれば、”Leaves change color in the autumn.”などです。

紅葉を目的に来日した外国人の方がいらっしゃいましたら、是非紅葉のベストスポットを教えてあげて下さい。

以下、最も人気な関東と関西の紅葉名所を簡単にまとめてみました。

もちろん、この記事を読まれている方も是非行ってみて下さい♪

紅葉の名所を関東に絞って調べてみました。

ドライブ兼紅葉狩りなら

　→いろは坂(栃木県)…関東の定番ドライブコース。ぐるぐると一方通行が続きますが、紅葉の森へどんどん引き込まれます。日本の道１００選にも選ばれていて、頂上と麓には標高差がありますので、紅葉のグラデーションを楽しむことができます。

→芦ノ湖スカイライン(神奈川県)…向こう岸にある紅葉を湖と一緒に眺めることができ、広い空間の中にある自然が壮大な気持ちにさせてくれます。大空・水面。紅葉の組み合わせを楽しんでみて下さい。

→もみじロード(千葉県)…約1000本以上の木があり、11月下旬に紅葉が鮮やかさを増します。ちょっと見逃してしまった人にもお勧め。

→袋田に滝(茨城県)…日本三名瀑の一つ。高さ120ｍ以上もある大きな滝と紅葉のベストマッチが神秘的です。自然の奥深さを感じることでしょう。

日帰りで気軽に見に行くなら

→国営昭和記念公園(東京都)…都心に住まれている方はアクセスの良さがすごく良いと思います。日本庭園を覆う紅葉が見られます。ドラマなどの撮影でも良く使われているイメージですね。

→国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県)…１１月頃にはナイトアップイベントが実施され夜に輝く紅葉を楽しめます。２０種約５００本以上の楓園はまさにアートです。

→秋川渓谷(東京都)…シンボルの石舟橋は大自然に包まれながら四季を大いに感じることができます。また、橋付近には温泉や鍾乳洞がありますので紅葉観賞以外にもプチ旅行気分が味わえます。

紅葉の名所を関西に絞って調べてみた

ドライブ兼紅葉狩りなら

→高野龍神スカイライン(和歌山県)…高野山と龍神温泉をつなぐ山道。世界遺産である高野山や温泉を目指しながら紅葉が生い茂る山道を楽しんでみませんか？

→比叡山ドライブウェイ(滋賀県)…琵琶湖を囲う紅葉が何といっても神秘的です。青い琵琶湖と真っ赤な紅葉の対比を是非楽しんでみてください。

→メタセコイア並木の紅葉(滋賀県)…よくＣＭでもみかけますが、約５００本ものメタセコイア並木と直進する長い道路はシンメトリーの美しさの賜物です。

日帰りで気軽に行くなら

→嵐山トロッコ(京都府)…嵐山はもとから日本の自然や風情を感じさせる名所です。紅葉に覆われた温泉や老舗がある観光地は本当に美しいですよ。また、嵐山といえば大自然を駆け巡るトロッコが有名ですのでそちらも是非乗ってみて下さい。沢山の紅葉化した森林の中を走ります。

→箕面大滝(大阪府)…日本の滝百選の一つである箕面大滝。高さ約３３ｍの大きな滝と重なる紅葉は壮大で、滝の美しさもさらに増します。周辺にも昆虫科学館や温泉、イベントなどが時々開催されますので、家族連れやデートにもいいかと思います。

→高源寺(兵庫県)…こちらは紅葉で有名ですね。紅葉とお寺の組み合わせならここで間違いありません。かつて鎌倉時代では名のあるお寺で知られていました。日本の風景とともに紅葉を満喫しましょう。

→ほしだ園地(大阪府)…吊り橋から見る紅葉の絶景は大自然の中に自分が溶け込んでいることを実感させてくれます。長さ約２８０ｍ、高さ約５０ｍほどです。スリルもあってさらに楽しめます。

まとめ

上記以外にも名所はたくさんありますが、雑誌やインターネットで最も取り上げられているものをご紹介させていただきました。紅葉は日本人だけでなく、海外からも貴重とされる絶景なのです。他の国では紅葉を滅多に見られない方もたくさんいらっしゃいます。せっかく四季がある国に生まれたのですから、これからもっと、より多くの紅葉を見に行かれてはいかがでしょうか？