ちはやふる 全国高校かるた選手権に集う選手達
こんにちは。もりくまです。今日のお題はカルタです。
映画「ちはやふる」の舞台になったかるた甲子園。
そこに集うカルタ大好きな熱い高校生達をご紹介します。
.
全国高校かるた選手権2017
今年の大会 団体戦は創部11年目、福島県の「安積黎明高校」が優勝しました。
映画「ちはやふる」で描かれたかるた甲子園。
全国高校かるた選手権は毎年7月22、23日。近江神宮 近江勤学園他の
会場にて団体戦・個人戦が行われ、全国から強豪チーム、強豪選手がつどい
技を競い合います。
映画人気もあり競技人口も増え、大39回目の今大会の団体戦には
過去最多の57校が参加、都道府県予選には326校が参加しました。
安積黎明高校はかるた選手権出場は10回。第32回大会では4位に。
そして今大会。見事初優勝に輝きました。
リアル「ちはやふる」選手達の素顔![安積黎明高校かるた部](https://i0.wp.com/els-z.net/wp-content/uploads/2017/12/img_301c6489b8c022626435470e4aacd2e2174454-300x200.jpg?resize=300%2C200)
安積黎明高校は部長の阿部麻莉奈さん、主将の西牧真凛さんを中心に
笑顔を戦略の一つに据え苦しい戦いを乗り切り、覇を競う
高校生チームの頂点に輝きました。
主将の西牧真凛さんは「笑顔で声を掛け合うことで味方のテンションを
上げることができるし、相手チームへのプレッシャーをかけることにもなる」
といいます。
西牧真凛選手は開催2週間前に利き腕の指を骨折。テーピングをギリギリに
巻いての参加となりました。
読み上げるの百人一首の札を取るというゲーム性の優雅さとは違う
熱い体育会系のノリ
かるた甲子園の名に恥じない頑張りを見せてくれました。
競技カルタのルール
競技カルタは百人一首の札で行われるので基本的に百人一首に読まれる歌
は覚える必要があります。
対戦の流れはまず100枚の札を裏返しにしてかき混ぜ互いに25枚ずつ
札を取りそれぞれ自陣に並べます。
残った50枚は箱に収納しますが読み手は100枚の札を読み上げますので空札と
呼ばれる取ることのできない札になります。
自陣の札を取ったら1枚減り、敵陣の札を取ったら相手に札を送って
自陣の札を1枚減らします。
こうして、自陣の札をなくした方の勝利となります。
団体戦は5組同時に対戦、先に3勝した方の勝利。
団体戦では互いに声を掛け合っても良いことになっています。
映画「ちはやふる」でも描かれていますが自分が勝利したとき「○○校 1勝」
とコールすると見方チームも奮い立ちます。
まとめ
会場となる近江神宮は天智天皇が近江大津京を開いた事にちなみ同天皇を
祭神として建立されました。
天智天皇が百人一首の百人一首の最初の句を詠まれたためかるた大会が
行われるようになり近江神宮はかるたの聖地と呼ばれるようになります。
現在、全国高校選手権のほか、毎年1月には名人位戦とクイーン戦の
決定戦が行われています。
映画を見るまでお正月にみんなであそぶ余興程度にしか思っていた
「かるた」ですがこんな世界もあったんですね。
名人位戦とクイーン戦はNHKでTV中継もおこなわれているとのこと。
かるたの世界をのぞいて見るのも良いかも知れません。
Your Message